So-net無料ブログ作成
検索選択

ピンポンの続きを考えてみる 102 [Ping pongの続き]

※この物語は、松本大洋先生のピンポン(ping pong)の続きをあくまで勝手に考えたものです。オリジナルの作品とは一切関係ありませんので、ご承知置きください。


スポンサーリンク







「第102話  ダブルス中止」




神楽と星野の試合に決着が付き、会場が次の試合のムードに切り替わる。



次の第三試合はダブルス…



高校生チームからは風間と神道、アスナロ製薬からは柏木と神楽が出る予定だ。



今まで試合をしていた神楽はすでに体があったまっているとして、高校生の二人…特に神道は念入りにウォーミングアップを重ねていた。



神道「風間さん、勝ちましょうね」



風間「…あぁ、そうだな」



神道の何気ない一言に、風間は考える。



- 勝てるのか? -



第一試合…楊(ヤン)との試合で、風間はプロと自分の実力差を思い知った。



さらに、たった一試合でこれまでに無いほどの疲労感を覚えている。



しかも、相手は最高の状態の星野を破った神楽と、名実ともに日本一の柏木のペア…



前回の全日本選手権、ダブルス部門でも日本一になった二人なのだ。



正直、自分たちが勝つ姿を想像するのが難しい…それが風間の率直な気持ちだった。



そんな風間がふと相手ベンチを見ると、柏木がアスナロ製薬の監督である川俣と何かを話しているのが見えた。



そして、その川俣と柏木がこちらのベンチにいる小泉を呼びだす。



3人の会話はほんの少しの時間で終わったようで、戻ってきた小泉に高校生たちは呼び出される。



小泉「あー、今相手さん達と話してきたんだが…。試合形式がちょいと変わることになった」



突然の小泉の言葉に、高校生たちは何を発言すればいいかわからず、沈黙が流れる。



その沈黙を破ったのは、これからダブルスの試合に向かうはずだった二人だった。



風間「…それは、どういう事ですか?」



神道「まさか、俺たちの試合が無くなったりしませんよね?」



二人の問いに、小泉は一息ついてから答える。



小泉「まぁ、その通りだ。第三試合のダブルスは行わない事になった」



風間「…」



神道「ちょ、なんでですか?!」



小泉「Mr,風間は分かっているみたいだけど?」



神道「?!」



小泉「まぁ、確かに試合をやる意味は見当たらないんだな」



神道「見当たらないって…せっかく…」



小泉「もちろん、Mr,神道もシングルは出てもらうから。っていうか、次の試合が君ね」



小泉がなだめるように神道に言葉をかけるが、神道は引かない。



神道「…なんでダブルスはやらないんですか?」



風間「神道、やめとけ」



神道「風間さんだって悔しくないんですか?それって、どうせ俺たちが負けるからやらないってことでしょ?」



風間「…そうだ。そして、恐らくはお前のためだ」



神道「意味わかんねぇ…」



次のお話はこちら

スポンサーリンク





nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0