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小説 水鏡推理(松岡圭祐)あらすじと感想 (2巻発売日も決定) [松岡圭祐]

この記事は、松岡圭祐さんの小説「水鏡推理」(すいきょうすいり)のあらすじと感想なんかを書いた記事です。


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今回ご紹介する小説は、松岡圭祐さんの「水鏡推理」(すいきょうすいり)です。




松岡圭祐さんのことは、推理小説の作家さん…くらいには知っていたのですが、読むの自体は初めてでした。



「水鏡推理」は、ここ最近何箇所かの本屋さんで面陳されておるのを見かけ、気にはなってたんですよね…すっごくフューチャーされてて…



そして、購入に至った理由は、いつものごとく帯の紹介文。



いろいろ書いてありましたが、僕が購入を決めた言葉はこれです!



- 舞台は霞が関。殺人のないミステリ -



なんかワクワクしますよね?



僕はしました!そして買いました!



そして…めちゃくちゃ面白かったです!!



社会派としての軸がしっかりとあり、そのうえで本格的な推理小説になっている…といったかんじでしょうか?!



そのうえで、感想から先に言ってしまうのであれば、とても爽快な気持ちにもなります!



それでは、どのような部分が社会派なのか、どのような部分が本格的な推理ものなのか…



ここから、松岡圭祐さんの「水鏡推理」のあらすじに参りたいと思います。







文部科学省の「一般職」である25歳の澤田翔馬(さわだしょうま)は、被災地へと向かう車に乗せられていた。



翔馬自体はスポーツ青少年局の学校健康教育課に席を置いており、自身もなぜ被災地に向かっているのかはわかっていなかった。



そして、その理由は何と「文部省の職員として頭を下げろ」とのものだ。



震災後の政府の対応として建てた仮設村…その村はすでに、ほとんどの人が引っ越しをしていたが、一人だけ未だに生活を続けていた。



その一人、伊左治(いさじ)は、国と電力会社への抗議の意を込め、その仮設村からは一歩もでていかないというのだ。



さらには、慈善団体や源発廃絶論者の中には伊左治を神格化する動きがあり、マスコミにも取り上げられ、現代のガンジーとまで呼ばれ始めている。



そんな伊左治のもとに厚労省の職員が様子を伺いにいった際、うっかり侮辱ともとれる発言をしてしまい、伊左治の怒りを買う事に…



メディアへの影響も大きい伊左治を何とかいさめなくてはとの事で、被災地の復興に力を入れている文部省にそのお鉢がまわってきたということだった。



本来はこのように前に出る仕事は官僚…すなわち「総合職」と呼ばれる者たちが請け負うべき仕事であり、本来は澤田の部署の局長がその対応をするはずだった。



しかし、東京オリンピックの新国立競技場プラン白紙問題の責任をとり、その局長は辞任。



更にはその爽やかなルックスからも適任とされ、澤田にこの大役が回ってきたのだ。



同じ文部省の中でも「総合職」に言われれば、澤田たち一般職は嫌とは言えない。



澤田はおとなしくその役を務めるべく伊佐治に謝罪を試みるが、バケツの水をかけられてしまうという結果に終わってしまう。



そんな澤田の失敗を受け、近くの仮設村に派遣されている文部省の職員、水鏡瑞希(みかがみみずき)も駆り出されることに。



総合職の命令のもと、一般職の澤田と水鏡は改めて伊佐治のもとを訪れるが…



なんと水鏡は、伊佐治が抗議のためではなく、私欲のためだけに仮設村から離れないという事を暴く。



慈善団体からの支援金や食料をあてに生活し、こっそりと地下に作った通路をつかって町に遊びに行く…



それが伊佐治の本性だったのだ。



水鏡は伊佐治を罠にかけ、その姿をマスコミの前で暴き、この件は幕引きしたのだったが…



なんとその後、澤田と水鏡は文部省の中でも特別な部署、不正研究などを調査するためのタスクフォース(特別チーム)に異動になってしまった。



文部省には、研究費を支援してもらうために、様々な研究チームが成果を報告にくる。



STEP細胞と言われる新細胞や、枯れていた植物を蘇生させる技術…



さらには、地震を予知するための研究や、宇宙エレベーターの開発など、いろいろな機関がそれぞれの研究費を支援してもらうため、文部省に訪れるのだ。



しかし、中には成果が上がらない研究に金を出してもらおうと、文部省の人間を騙し支援を受け取ろうとする者たちもいる。



実験結果の詐称、ひどい時には実験段階から故意にトリックを使い、欺こうとする者までいるのだ。



そういう輩に国民の税金が流れないようにするためこのタスクフォースは存在しており、文部省の中でも異質な存在だった。



最初は澤田と水鏡を一般職の邪魔者扱いしていた総合職の者たちも、水鏡の推理力に魅せられたこともあって、徐々に一つチームとして機能していくようになる。



そんなタスクフォースチームは、税金をかすめとろうする悪意ある人間に立ち向かうが…最後には、とんでもないところから敵が現れる。



はたして、タスクフォースチームは、正義を貫徹することができるのか?!







最後の方は、なんだかあらすじと言えない気もしてきましたが…とにかく、こんな「水鏡推理」のあらすじはこんな感じです。



ちなみに、あらすじの紹介では「伊佐治」の事件を主に書かせていただきましたが、あくまでそれは序章です!



そのあとのタスクフォースに入ったあとからがお話しのボリュームの大部分なんですよ!



とにかく、いかがでしょう…「社会派」であり「推理小説」であるとお伝えしたのは、こういうことでした!



さて、ここからは改めてこの「水鏡推理」の感想をお伝えしていきます。



まず、なんといっても水鏡瑞希の魅力が半端ない!



そのルックスもさることながら、天真爛漫で物怖じしないキャラクターは、とても魅力的です!



澤田や、タスクフォースにいるエリートイケメンまで虜にしてしまうのも無理ありません。



次に特筆するとすれば、松岡圭祐さんのリズム感でしょうか。



松岡圭祐さんの作品は初めて読みましたが、キャラの魅力ももちろんのこと、ストーリーのテンポがとても気持ち良く、ページをめくる手が止まりませんでした。



間延びせず、しかし丁寧に描かれている世界感は、物語の内容も相まってよりリアルな世界に感じましたね…



松岡圭祐さんの他の小説も読んでみたい…そう思うほど、魅力たっぷりの小説だと思います!



あと、これは感想というか、何ていうかなんですが…



やはり社会派として、時事ネタを挟んでいるところが特徴的ですね。



復興支援での詐欺事件…はたまたSTEP細胞ってもろアレじゃないですか…



僕はあまり時事ネタに強いほうではないと思いますが、本来の事件の事もしっかりと考えなくてはならないなぁと思ってしまいましたね。



もちろん、この小説はフィクションですが、きっと世の中のいろんなことには、それぞれの事情や経緯があるんだなって…



それを含めて悪いことは悪いですし、やはり情報が事実かどうかは自分の目で見てみないとわからないなぁなんて…



まぁ何が言いたいかというと、とにかくこの小説のおかげで、少しは社会に興味を持たなくてはと反省したということです。



さて、今回も少し長くなってしまいましたが、総括すれば一言…



水鏡推理、めっちゃおもしろいです!!



早く次回作が出ないかなぁ…と思っていたら、なんと次回作の発売時期が決定していました!!



「水鏡推理Ⅱ(インパクトファクター)」は2016年2月12日発売で既に予約も始まっているみたいです!!



さらには「水鏡推理Ⅲ」が6月に発売予定とのことです!!



いやーあともう少し、待つ楽しみが増えました!!



しかも文庫版と豪華装飾単行本版との同時発売とのことです…文庫派の僕としてはありがたい!



とにかくとにかく、松岡圭祐さんの「水鏡推理」シリーズは心からは大好きですし、内容に反してとても読みやすいので、どんな方にもオススメできます!



社会派としての軸をしっかりともちながら、軽快な推理と楽しい人間関係が織りなす世界観…松岡圭祐さんの「水鏡推理」を、ぜひ読んでみてください!



以上、松岡圭祐さんの小説「水鏡推理」のあらすじと感想でした!!

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